これまでの活動
~2013年より~
2013年より、韓国の多国籍国際医療ボランティア組織が展開する夏 1週間の医療ボランティア活動に参加する形で、計14カ国で23回にわたる1週間の医療ボランティアを行いました。その他の医療活動も含めると15カ国 26回に及びます。これらは、医療の網の目から漏れた農村部および都市スラムを対象としたものです。
15カ国において26回におよぶ医療活動を実施
【これまでに活動を展開した国々】
コートジボワール、ガーナ、トーゴ、ベナン、ケニア、タンザニア、マラウィ、コンゴ、ザンビア、フィリピン、タイ、カンボジア、ミャンマー、日本、バングラデシュ
農村部
都市スラム
①多国籍国際医療ボランティア
多国籍国際医療ボランティア活動で知り合った友人達を中心に、世界中にメールネットワークを張り巡らせています(英語、フランス語、韓国語、日本語)。このネットワークを使い、世界中に我々の情報とメッセージを発信すると同時に、世界各国から生の情報を得ています。
21カ国596名のネットワーク
(英語・仏語・韓国語・日本語)
【ネットワーク参加者の居住地国】
ギニア、シエラレオネ、コートジボワール、ベナン、ガボン、コンゴ、スーダン、タンザニア、ザンビア、インド、バングラデシュ、ミャンマー、タイ、カンボジア、フィリピン、中国、韓国、日本、アメリカ、イギリス、フランス
②メールネットワーク連絡網(21カ国596名)
マラウィ在住のマイセトーマ疑いの患者を、スーダンの Khartoum大学 マイセトーマ臨床センター Fahal教授に紹介(2021年5月)。
マイセトーマは、皮膚や深部組織、骨を侵す慢性的な感染症です。主に、土壌や植物に生息する真菌や細菌によって引き起こされ、ワクチンや予防法がありません。雨期が短く乾期が長く、棘の多い藪が生育する熱帯および亜熱帯地域でよく見られます。
③国境を越えた患者紹介(②の活用の一例)
開発途上国で流行している感染症で、予防や治療が不十分な「顧みられない熱帯病」。そのひとつである“ブルーリ潰瘍”の治療にあたりました。
■2016年8月 ベナン診療所訪問
■2017年8月 ベナン診療所訪問:413症例の皮膚科医療症例の解析
■2018年6月 コートジボワール医療ボランティア
■2019年7月 コートジボワール医療ボランティア
■2020年3月 コートジボワール診療所建設寄付(1,308,310円)
2018年7月2日
2018年8月23日
ブルーリ潰瘍は、Mycobacterium ulceransによって引き起こされる疾患で、皮膚や時には骨に影響を及ぼします。この病原体は、結核やハンセン病を引き起こす細菌属に分類されますが、環境中の細菌で、人への感染様式は未だに分かっていません。コートジボワール、ガーナ、ベナン、カメルーン、コンゴ民主共和国などのアフリカの西部と中部 に集中していますが、日本でも報告されています。
④Neglected Tropical Diseases: NTDs(顧みられない熱帯病)治療プロジェクト
日本結核予防会との合同実施。
■2019年11月 ミャンマー
■2020年1月 マラウィ
⑤結核フィールドワーク
■2020年3月 コートジボワール診療所建設寄付(1,308,310円)
■2020年6月 ベナン診療所医療活動支援(125,000円)
⑥アフリカでの診療所建設及び医療機材の支援
■2021年1月 東京都の医療施設にマスク20,000枚の寄付
■2021年3月 マラウィ防災局(DoDMA)に5,000ドルの支援
⑦コロナ対策支援活動
■2018年4月 フィリピンで小中学生に歯磨き・救急蘇生などの指導
■2018年6月 コートジボワールの農村部で歯ブラシを無料配布
■2023年8月 コートジボワール アビジャンの農村部で子供達に鉛筆を無料配布
⑧基礎保健衛生教育
マラウィにおいて地域の公衆衛生を向上させるシステムを構築中。
2020年1月
■マラウィ:結核関連施設の視察
■マラウィ:保健省大臣らと会見
■コンゴ民主共和国:地域訪問看護と国立健康科学教育研究所 (INPESS)視察
マラウィ
駐日副大使、保健省大臣、一等書記官
コンゴ民主共和国
国立健康科学教育研究所(INPESS)
⑨アフリカでの地域公衆衛生向上プロジェクト
■Good News Medical Volunteers(韓国)
■Side by Side International (東京):医療機材
■NANODAX(東京):コートジボワールでの3Dプリンターによる義肢作成
■SOIK(コンゴ民主共和国):マラウィでの遠隔妊婦腹部エコー検診
■Trust Oo Co., Ltd.(ミャンマー):携帯電話システムによる医療情報・サービス提供
⑩NPOおよび革新的企業との連携
■メールネットワークでの随時のRedwood Mission活動報告
■長崎放送(NBC)ラジオ番組 ワールド リポートでのアフリカ紹介
■Redwood Japanウェビナー(2021年12月10日)
TICAD 8(第8回アフリカ開発会議)関連イベント:アフリカの中心で感染症対策に取り組む
~コンゴ民主共和国におけるエボラウイルス病、COVID-19対策の経験~
講師:JICAコンゴ民主共和国所長/柴田 和直氏
コンゴ民主共和国国立生物医学研究所(INRB)ウイルス研究課長/Steve Ahuka教授
■長崎東高校の講演会:WWL(ワールドワイドラーニング)基調講演 (2022年6月29日)
■第58回 日本周産期・新生児医学会学術集会での教育講演(2022年7月10日:パシフィコ横浜ノース)
■長崎市のキリスト教会での報告会
■長崎日本赤十字支部勉強会での報告
■高校生国際平和会議の基調講演(2023年7月28日)